2018年頃、スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんの出現によって、私が長い間忘れかけていた記憶が強烈によみがえったのです。
グレタさんの考えや言動に対して様々な意見が出ていますが、それらはさておき、彼女の存在は、世界中の人々に大きなインパクトを与えたことは間違いないでしょう。
忘れかけていた記憶とは、
私が小学生の時、何かの絵本で地球環境が危機にさらされているということを知り、
「このままだと地球はどうなっちゃうの?」
「どうしたら地球を守れるの?」
子ども心ながら、地球のことをものすごく心配していました。
小学生だった私は、環境の危機問題に大きな関心を持っていたのに、それがいつの間にか薄れていき、あっという間に大人になってしまった。この30年の間に、地球環境は確実にどんどん悪くなっている。
私は、これまで、ゴミの分別をきちんとやるようにしていましたし、節約のためとかゴミがかさむからというのもあり、ペットボトル飲料をなるべく買わないようにしたりしていたのですが、地球のことを真剣に考えるというのはあまりなかったんですね。
レジ袋の有料化やストローの廃止が広がり、少しずつ環境意識が高まりつつありますが、地球にしてみたら、ほんの1%にも及ばないだろうと思います。
最初の話に戻りますが、スウェーデン政府を相手に座り込みデモを行なったグレタさんは、当時16歳でした。この少女の行動は、多くの人々に影響を与え、環境活動の輪を大きくしていき、ノーベル平和賞にノミネートされるほど名を広めました。
賞に値する人物かどうかは伏せておきますが、16歳の少女がここまで大きな影響を与えることは大変すごいことだと思います。
それに比べて、大人の自分は何もできていない、むしろ地球環境に負担をかけていると気づき、恥ずかしくなりました。
このことが、サスティナブルな暮らしに変えなければと思い、ブログを立ち上げる大きなきっかけにもなりました。